JCB・Smart Code加盟店で使える電子マネー「ゲオペイ」、2020年秋以降開始へ

　ゲオペイメント、大日本印刷（DNP）、JCBの3社は、プリペイド電子マネー「ゲオペイ（仮称）」について、2020年秋以降の開始に向けて、基本合意契約を締結した。

　ゲオペイは、店頭ではQRコードで決済でき、オンラインではJCB加盟店で利用可能なプリペイド型の電子マネー。「DNPキャッシュレス決済プラットフォーム」と、JCBのQR・バーコード決済スキーム「Smart Code」を採用し、ゲオの店頭のほか、Smart Code加盟店でも使用することができる。Smart Code加盟店とオンラインのJCB加盟店で利用できるプリペイドサービスは、初めてのサービスとなるという。

　ゲオペイを手掛けるのはゲオペイメントサービス。同社は、レンタルやゲーム買取・販売の「ゲオショップ」、衣料や家具・家電の買取・販売のリユースショップ「セカンドストリー卜」などを展開するゲオホールディングスの傘下。

　中学生以上から利用でき、年会費は無料。ポイント付与サービスも予定されている。個人情報登録が完了しているユーザー間で、残高の送付・受け取りができる。希望すれば、従来のプラスチックカード型のJCBプリペイドを発行することができる。

ゲオペイ　スキーム図