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「受信しても绝对アクセスしないようにしろ」、auサポートのTwitterアカウントが注意喚起のツイート

 怪しいメールが届いても、そのURLには絶対アクセスしないようにしろ――22日午前、auのユーザーサポート用Twitterアカウントでそんなツイートが投稿された。

 携帯各社では、政府の10万円の給付金に関連して不審なメールへの注意を呼び掛けている。そんななか、auサポートのTwitterアカウントは、そうした不審なメールの特徴が「文章のつながりがおかしい」「普段使わない漢字が含まれる」ことなど列挙した上で、「受信しても绝对アクセスしないようにしろ」と投稿。

 文末が命令調という点、そして「絶対」が簡体字であることから、まさに不審なメールの特徴に合致させつつ注意喚起するという内容。公式アカウントが身をもって“怪しさ”を表現し、ユーザー自身へ違和感を抱かせるというわかりやすい例となっている。

少しでも被害を防ぎたい

 KDDI広報を通じ、担当者に今回のツイートの狙いを聞いたところ、やはりより多くの人に向けたチャレンジだったことがわかった。

 担当者は、不審なメールに対して「いつも事後での周知になってしまうのが歯がゆく思っています」と説明。とはいえ、注意を呼び掛ける内容が「こんなメールが送られています」「注意しましょう」だけではあまり注目されない。そこで、不審なメールの特徴をツイートに含むことで、「『あれ?』とみなさんの目にとまり、こういうものだと理解していただきたく、トライしたものです」という。

 文章のつながりのおかしさは画像で解説し、敬語のたどたどしさは、文末でいきなり命令口調にすることで表現。普段使わない漢字も含めることになった。