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Arm、機械学習やIoT向けのCPU「Cortex-M55」とNPU「Ethos-U55」を発表

 Armは、小型IoTデバイスや機械学習(ML)向けの最新CPUとして「Cortex-M55」と、Cortex-M向けマイクロNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)の「Ethos-U55」を発表した。

 Cortex-M55は、Armの最新アーキテクチャ「Armv8.1-M」を実装し、Armのベクター演算処理技術「Helium」をサポートするCortex-MシリーズのCPUプロセッサ。Cortex-M33と比較して、DSPパフォーマンスは5倍に、MLパフォーマンスはHeliumを利用することで最大15倍に向上している。

 Ethos-U55は、Cortex-Mシリーズのプロセッサと組み合わせて使用するマイクロNPUで、最小限のスペースで推論処理時間の短縮や消費電力の改善が期待できる。Cortex-M33比で処理性能が最大32倍向上するという。Cortex-M55のほか、Cortex-M33、Cortex-M7、Cortex-M4と組み合わせることも可能。

 両IPを組み合わせることで、理論的には機械学習のパフォーマンスを最大480倍に改善できる。電力的な制約のある数十億個単位の小型IoTや組み込みデバイスにおいて、デバイス上でのML処理が劇的に向上し、あらゆる場所でのAI処理が実現するとしている。