新型コロナウイルス対策で「MWCは握手禁止」、業界団体が声明

　携帯電話分野の国際的な業界団体であるGSMAは、新型コロナウイルスが、今後予定する国際展示会へ与える影響について声明を発表した。

MWC Barcelona会場のFira Barcelonaのエントランス（2019年撮影）

　GSMAでは、来たる2月24日～27日、スペインのバルセロナで「MWC Barcelona」を開催する。開催に先立ち、1月31日、現在、国際的に関心が高まっている新型コロナウイルス（新型肺炎）の潜在的な影響について、「バルセロナでのイベントには影響がないことを確認した。予定通り実施する」と声明を発表した。

　それから5日を経た2月4日、新たな対策を追加。会場内に、衛生上の推奨内容を案内するサイネージを追加することや、スピーカーが用いるマイクに関するルールの策定、そして「握手禁止ポリシー」（no-handshake policy）を全ての参加者へ伝えていく方針が示された。