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Google、プライバシーへの取り組みを紹介

 Googleは、同社の公式ブログにおいて、2019年におけるプライバシー関連の取り組みについて紹介している。

 GoogleアカウントとAndroidデバイスのデータへのアクセス要求に関する内部調査「Project Strobe」の結果に基づき、Androidを始めとした同社が提供するサービスに新しいポリシーを実装、Googleアカウントのパスワードマネージャーに「Password Checkup」を導入した。

 ハードウェアについてもPixel 3aとPixel 4にTitan Mセキュリティチップを搭載し機密性の高いデータの保護を可能にしている。このほか、さまざまなアプリにシークレットモードを実装するとともに、自動削除ツールの公開やAndroidのプライバシー関連設定の改良なども挙げている。

 Googleは、プライバシーの保護について多くの投資を行っており、個人を特定することなくマップ上でレストランの混雑度の表示などを可能にするフェデレーション ラーニングや差分プライバシーなどを開発し、それらをオープン化した。

 また同社は、これまでもEUの一般データ保護規則(GDPR)や米カリフォルニア州の消費者プライバシー法(CCPA)を遵守して活動してきたことを紹介し、今後も新たな規制ができた場合は適切に対処すると表明。同時にユーザーの個人情報を販売しないことをブログ中で宣言している。