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Alexa搭載のスマートウォッチ「Fitbit Versa 2」、2万6990円~で9月24日発売

 フィットビット・ジャパンは、「Alexa」による音声操作に対応し、9月24日に発売するスマートウォッチ「Fitbit Versa 2」を紹介する発表会を開催した。

Fitbit Versa 2
Fitbit Versa 2 スペシャルエディション

 同製品は、Amazon.co.jp、家電量販店、腕時計専門店で販売され、価格は2万6990円(税込、以下同)。バンドの素材が異なるスペシャルエディションもラインナップされ、価格は3万1800円。すでにAmazon.co.jpなどでは、予約受付が開始されている。詳細は、発表時の記事にて紹介している。

Alexa対応で、音声操作が可能に

Alexaを呼び出した状態

 Fitbit Versa 2は、Amazonの音声アシスタント「Alexa」を搭載するスマートウォッチ。本体左側のボタンを長押しすることで、Alexaを呼び出すことができ、周辺の店舗の検索、天気やニュースのチェックが音声操作でできる。本体にスピーカーは搭載されないため、Alexaからの回答は、スクリーン上のテキストでの返答となる。

 Alexaの拡張機能である「スキル」への対応については準備中とのこと。また今後のアップデートで音声操作でできることが増えていくという。

Spotifyのアプリ

 また、音楽配信サービス「Spotify」のアプリを搭載する。Versa 2上で音楽の再生/一時停止などの操作、ライブラリからの音楽選択などが可能。ペアリングするスマートフォン上のSpotifyアプリの操作が可能になるもので、Versa 2単体でSpotifyの音楽は再生できない。

 これまでのモデルは、ユーザーが文字盤を見る動きや、ボタンにより、ディスプレイが表示されたが、Versa 2では常時表示可能となった。

ディスプレイ
背面
搭載されるアプリ

【お詫びと訂正 2019/09/12 10:24】
 記事初出時、Alexaスキルには対応しないとしておりましたが、正しくは現在準備中とのことです。

睡眠機能を強化、来年には有料のメンバーシップも

睡眠の質をスコア化する機能
スマートウェイク

 睡眠の質を睡眠時間などからスコア化する機能、機械学習を使い、浅い眠りの時にユーザーを起こす「スマートウェイク」機能が用意される。

 日本では、来年以降に有料のメンバーシップ「Fitbit Premium」が用意される。メンバーシップに登録すると、詳細な睡眠のデータを確認できるほか、ユーザーに合わせたフィットネス目標を手助けする、コーチング機能が利用できる。

 Versa 2のカラーバリエーションには、ブラック/カーボンアルミニウム、ペダル/カッパーローズアルミニウム、ストーン/ミストグレーアルミニウムの3つをラインナップ。スペシャルエディションには、ネイビー&ピンクウーブン/カッパーローズアルミニウム、スモークウーブン/ミストグレーアルミニウムがラインナップされる。

アクセサリーとして用意されるバンド

 あわせて、アクセサリーバンドが用意される。「RECCO」ブランドのバンドも今後、発売される予定。

先行予約を受け付ける販売店
取り扱い店

健康を保つためには“睡眠”が大切

フィットビット・ジャパン カントリーゼネラルマネージャーの千川原智康氏

 フィットビット・ジャパン カントリーゼネラルマネージャーの千川原智康氏は、今年の春以降、Fitbitは新しい販売チャネルとして、時計専門店を追加したことで女性ユーザーが増加し、ユーザー構造に変化があったと説明した。また、Versa 2の予約状況は「非常に好調」と胸を張った。

フィットビット 副社長兼アジア太平洋地域事業部長のSteve Morley(スティーブ・モーリー)氏

 フィットビット 副社長兼アジア太平洋地域事業部長のSteve Morley(スティーブ・モーリー)氏は、ダイエットや心臓血管の健康、認知機能は、睡眠と深いかかわりがあると説明し、健康を保つためには睡眠が大切と語った。

 日本人の平均睡眠時間は、同社が調査した18カ国で一番少ない6時間47分で、平均就寝時間も一番遅い0時になるという。

 同氏は、睡眠のトラッキングについては、フィットビットは、進んで取り組んできたと語り、2700万人以上のユーザーから集めたデータをもとにデバイスとあわせてユーザーの健康を支えていくと説明した。

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