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東京都議会、iPadを用いた議会資料の電子化を実施

「SideBooksクラウド本棚」アイコン

 東京インタープレイは、東京都議会へ、議会資料の電子化を行うためのクラウドサービス「SideBooksクラウド本棚」の提供を開始した。

 東京都議会では、令和元年第2回定例会より、125名の都議会議員にiPadを貸し出し、「SideBooksクラウド本棚」を通じて議案書や予算説明書などの本会議に関する資料のデジタル配布をスタートした。

 ペーパーレス化によって、紙の削減や議員活動の効率化を目指し、年間60万枚の紙資料を削減する見込み。

 「SideBooksクラウド本棚」は、iOS/Android/パソコン向けに提供されている、おもに会議運営のペーパーレス化に適したクラウド型文書管理システム。5月時点で全国170の自治体で導入されているという。

 編集部にて東京都議会のホームページに掲載されている「令和元年第2回定例会」の録画映像を確認したところ、紙資料も配布されており、たとえば質問に立つ議員は紙を利用。ときおり映し出される議会全体の様子からはiPadを利用する都議会議員の姿はまばらに見えた。