KDDI、ドローンを使った鉄塔点検やインフラ監視サービスを提供

　KDDIは、法人向けのドローンサービス「KDDI IoTクラウド ～ドローンパッケージ～」の名称を「KDDI スマートドローン」に変更する。また、6月26日から同サービスに新メニューを追加する。

　KDDI スマートドローンは、機体や運行管理システムの提供、導入・運用の支援を一括して行い、ドローンを使ったビジネスを支援するパッケージ。損害保険や飛行申請のサポート、フライトトレーニング、操縦代行といったサービスが含まれる。

　新たに追加されるメニューは、「鉄塔点検パッケージ」と「広域監視パッケージ」。鉄塔点検パッケージでは、鉄塔の周りにドローンを飛行させ、3Dモデルの作成や指定した点検箇所の撮影を行い、点検レポートを作成する。

　広域監視パッケージは、鉄道や道路などのインフラが対象。災害時などにドローンを巡回させて、遠隔で現場の状況を確認、被害状況の把握や復旧の判断に役立てる。