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mineoが制限時の速度を大幅に引き上げるテスト実施、500kbpsや1Mbpsで検証

「hulu」などオプション利用で毎月データ容量を付与する「パケ増し」も開始

 オプテージは、MVNOサービス「mineo」において、データ容量を消費しない「mineo」スイッチ利用時の通信速度を大幅に引き上げる「mineoスイッチ増速ウィーク」を6月10日~23日に実施する。また、エンタメ系コンテンツやビジネス系オプションサービスの利用で、内容に応じてパケットを毎月付与する「パケ増し」を6月1日から開始する。

「mineoスイッチ増速ウィーク」

 「mineoスイッチ増速ウィーク」は、これまでの通信速度制限時の200kbpsの速度では利用が難しいサービスが増加していることを受け、制限時の通信速度の増速を検討するもの。

 「mineoスイッチ」利用時の通信速度は、6月10日早朝~17日早朝までの期間は500kbpsに増速される。6月17日早朝~23日の期間は、1Mbpsになる。これらの速度では、画像をメインとしたコンテンツや、音楽ストリーミングサービスを快適に利用できるとしている。

 同社では増速期間中のユーザーの声やネットワーク負荷の影響を検証し、今後正式なサービス化を検討していく。

「パケ増し」

 「パケ増し」は、「hulu」「AWA」「日経電子版」などエンタメ系やビジネス系コンテンツのオプションサービスを契約すると、コースに応じたパケットを毎月付与するというもの。

 例えば6GBコースを契約中で、「雑誌読み放題タブホ」「AWA」「日経電子版」の3つのオプションサービスを契約している場合、毎月1GB(1080MB)が「パケ増し」で付与される。これにより月に利用できるデータ容量は合計7GBになる。オプションサービスを契約している間は、「パケ増し」が永続的に付与される。