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スマホの操作補助アプリ「シンプルフリック」、視線で操作が可能に

 NTTドコモは、スマートフォン向け操作補助アプリ「シンプルフリック」のiOS版に「視線操作モード」を追加し、提供を開始した。アプリの利用は無料で、ドコモ以外のユーザーも利用できる。

 「シンプルフリック」は、電話はやアプリ、ブックマークなど、よく使う項目をあらかじめ登録としておき、簡単な操作で利用を開始できるアプリ。音声での操作にも対応しており、腕(上肢)に障害のあるユーザーでも便利に利用できるアプリとして提供されている。

 今回のiOS版の機能拡充で、「視線操作モード」が追加された。このモードでは画面が上下左右の4つに分割されており、スマートフォンの前で視線を上下左右に移動させることで、それぞれの方向に設定された「電話」「アプリ」などを指定することが可能。操作の「確定」のアクションは「スマイル」「まばたき」「じっと見つめる」の3種類で行える。

 視線操作モードの対象機種は、iOS 12以降を搭載するiPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、12.9インチ iPad Pro(第3世代)、11インチiPad Pro。