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ドコモが操作補助アプリ「シンプルフリック」、腕や手に障害がある人もスマホを使いやすく

 NTTドコモは、スマートフォンの操作を補助するiOSアプリ「シンプルフリック」を26日より提供する。利用料は無料。腕や手など上肢に障害のあるユーザーに向けたアプリとして開発された。iOS 9.0以降のスマートフォンやタブレットで利用できる。

 「シンプルフリック」は、画面上で、好みの場所をフリックするだけで、よく使うメニューを手軽に呼び出せるアプリ。電話やメール、アプリ、ブックマークの機能と、それぞれの機能でよく使う宛先・項目を「上」「下」「左」「右」のいずれかに割り当てておくと、フリックするだけで呼び出せる。

2フリックモード
フリック&ダブルタップモード

 たとえば家族に電話するという場合、最初のフリックで電話機能を呼び出し、次のフリックで誰にかけるか決める、という流れ。この2回フリックして操作する「2フリックモード」だけではなく、左右のいずれかのみにフリックしてダブルタップで決める「フリック&ダブルタップモード」が用意される。