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タフネス仕様の7インチタブレット「TOUGHBOOK FZ-L1」

 パナソニック モバイルコミュニケーションズは、タフネス仕様の法人向けAndroidタブレット「TOUGHBOOK FZ-L1」を2月14日から順次発売する。オープン価格で、市場想定価格は9万円前後(税別)。

TOUGHBOOK FZ-L1

 TOUGHBOOK FZ-L1はIP67相当の防水防塵性能を備え、1.5mからの落下試験やMIL規格準拠の耐振動試験などをクリアした頑丈設計のAndroidタブレット。動作温度は-10℃~50℃で、低温・高温環境でも動作する。

 耐久性を重視しながらも、従来モデル「TOUGHPAD FZ-B2」から約100gの軽量化を実現。また、厚さはTOUGHBOOKシリーズで最も薄い13mmとした。

 夜間撮影もできるフォトライト付きリアカメラや非接触ICカードリーダーを搭載するほか、バーコードリーダー搭載モデルも用意。手袋や水に濡れた手でもタッチ操作ができる手袋モード、レインモードなど、現場で役立つ豊富な機能を備える。

 OSはAndroid 8.1を採用。「managed Google Play」や初回起動時の自動セットアップ機能をサポートし、EMMツールと連携してIT管理者による細かな設定や一元管理を可能にする。

 バッテリーは着脱可能で、電源を切らずにバッテリーパックを交換できるウォームスワップ機能に対応する。

 Wi-Fiモデルのほか、NTTドコモまたはauの通信網に対応するワイヤレスWANモデルも用意する。LTE/W-CDMAでのデータ通信に加えて音声通話も可能で、VoLTEをサポートする。SIMカードのサイズはnano SIMで、SIMロックがかかった状態での提供となる。

主な仕様

 チップセットはQualcommのSnapdragon 210(MSM8909)。メモリは2GB、ストレージは16GB。最大64GBのmicroSDカードを利用できる。ディスプレイサイズは7インチ、解像度は1280×720ドット(HD)。リアカメラは約800万画素、フロントカメラは非搭載。

 OSはAndroid 8.1。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.2をサポート。外部端子はmicroUSB。バッテリー容量は3200mAhで、駆動時間は約9時間。充電時間は、ACアダプター使用時で約3時間、クレードル使用時で約3.5時間(いずれも別売)。

 Wi-Fiモデル、ワイヤレスWANモデル(NTTドコモ網/au網)、バーコードリーダー搭載Wi-Fiモデル、バーコードリーダー搭載ワイヤレスWANモデル(NTTドコモ網/au網)の6つのモデルを展開する。

 バーコードリーダーを搭載しないモデルの大きさは、193×131×13mm。重さは約440g。バーコードリーダー搭載モデルの大きさは、193×131×30mm。重さは約470g。

 専用オプションとして、クレードル、バッテリーチャージャー、スタイラスペン、ハンドストラップなどを別途販売する。