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E Ink搭載Androidタブレット「BOOX」に新モデル3機種

 SKTは、ONYX INTERNATIONAL(オニキスインターナショナル)製の、電子ペーパー(E Inkパネル)搭載Androidタブレット3機種を12月25日にAmazonで発売する。

 新たに発売する3機種は、6インチの「BOOX Poke Pro」、7.8インチの「BOOX Nova」、10.3インチの「BOOX Note Plus」。

「BOOX Poke Pro」
「BOOX Nova」
「BOOX Note Plus」

 3機種は共通仕様として、16色グレースケール表示に対応、CPUは1.6GHzのクアッドコア、Wi-FiおよびBluetooth 4.1をサポートする。外部ストレージは非対応、OSはAndroid 6.0。

 対応するドキュメントはPDF、EPUB、TXT、JVU、HTML、RTF、FB2、DOC、MOBI、CHMなど。画像はPNG、JPG、TIFF、BMP、オーディオはWAV、MP3に対応する。

 付属品として、ミヤビックス製のディスプレイ保護フィルム(ノングレア)、RavpowerのUSBチャージャー「RP-UC11」がセットとなる。

 OSにAndroidを搭載しており、Google Playストアより好きなアプリケーションをインストールすることができるが、一般的なAndroidタブレットと異なり、ゲームなどの用途には向かない。

BOOX Poke Pro

 「BOOX Poke Pro」は、6インチのE Inkパネルを搭載。長時間使えるE Inkパネルを活用した語学学習や電子辞書として利用できるほか、Bluetoothキーボードと組み合わせることで、テキスト入力マシンとしても活用できる。販売価格は2万3800円(税別、以下同)。

「BOOX Poke Pro」

 ディスプレイは6インチ(91×122mm)で、紙のB7(91×128mm)よりやや小さい。大きさは160×114×7.8(mm)で、重さは170g。フロントライトを搭載し、薄暗い環境でも電子書籍が読みやすくなる。

 解像度は1448×1072ピクセル、メモリは2GB、ストレージは16GB。充電用インターフェイスはmicro USB、バッテリー容量は2500mAh。マイクおよびスピーカーやイヤホン端子は非搭載。

BOOX Nova

 「BOOX Nova」は7.8インチのE Inkパネルを搭載。「BOOX Poke Pro」と同様にフロントライトを搭載し、薄暗い部屋や電車の中でも読書を継続できる。販売価格は3万3800円。

「BOOX Nova」

 ディスプレイサイズは7.8インチ(119×158mm)で、紙のA6(105×148mm)よりやや大きい。本体は196.3×137×7.7(mm)、重さは240g。

 解像度は1872×1404ピクセルで、フロントライトを搭載する。メモリは2GB、ストレージは32GB。充電用インターフェイスはUSB Type-C、バッテリー容量は2800mAh。マイクおよびスピーカーやイヤホン端子は非搭載。

BOOX Note Plus

 「BOOX Note Plus」は10.3インチのE Inkパネルを搭載、付属のスタイラスペンを使ったメモにも対応する。販売価格は5万9800円。

「BOOX Note Plus」

 ディスプレイサイズは10.3インチ(157×210mm)で、紙のA5サイズ(148×210mm)と比べてやや大きい。ワコム製のスタイラスは4096段階の筆圧検知に対応する。

 解像度は1872×1404ピクセル、メモリは2GB、ストレージは32GB。充電用インターフェイスはUSB Type-C、バッテリー容量は4100mAh、マイク・スピーカーを備える。イヤホン端子は非搭載。大きさは250×178×6.8(mm)、重さは360g。