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9.7型E Ink搭載のAndroidタブレット「BOOX Note S」、4万9800円で国内発売

 SKTは、ONYX INTERNATIONAL(オニキスインターナショナル)製の、9.7インチの電子ペーパーディスプレイ(E Inkパネル)を搭載するAndroidタブレット「BOOX Note S」を発売する。販売価格は4万9800円(税込)。

「BOOX Note S」

 「BOOX Note S」は、ディスプレイにE Inkパネルを採用したAndroidタブレット。OSはAndroid 6.0を搭載、一般的なAndroidタブレットと同様にGoogle Playから好きなアプリをインストールして使えるが、液晶や有機ELディスプレイを搭載する一般的なAndroidタブレットと異なり、ゲームなどの用途には向かない。販売元のSKTでは、製品の特性を理解した上で購入するように案内している。

 一般的なAndroidタブレット同様に指によるタッチ操作に対応するほか、1024段階の筆圧感知ができるHanvon製スタイラスを同梱される。

指でタッチ操作にも対応
Hanvon製スタイラスが同梱

 ソフトウェア面では、内蔵アプリのアップデートにより、従来機種と比べて日本語環境でも使いやすくなったほか、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスへの保存にも新たに対応している。

書類に注釈、下線、メモを加えられる

 ディスプレイサイズは9.7インチ(1200×825)で、16段階のグレースケール表示に対応、フロントライトは搭載しない。CPUは1.6GHz・クアッドコア、RAMは1GB、ストレージは16GB、大きさは249×177×8.2mm、重さは約395g。バッテリー容量は3000mAh。日本国内での電波利用に必要となる工事設計認証(技術適合証明)を取得済みという。

本体正面
本体背面

 メーカーであるONYX INTERNATIONALはAmazon.co.jpで7月21日に、国内代理店であるSKTは同社公式オンラインストアで8月中旬に発売を予定している。

 SKTによると、同社が販売する「BOOX Note S」には、ミヤビックス製のディスプレイ保護フィルムが同梱するほか、充電用のACアダプタも同梱を検討中という。