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VR空間でライブビューイング、ドコモらが柔道グランドスラム2018で実証実験

 NTTドコモとテレビ東京ホールディングスは、「柔道グランドスラム2018」において、5Gを通じてVR空間内でのスポーツ観戦が楽しめる「VRソーシャルビューイング」の実証実験を11月24日に実施する。VR空間内の映像は動画配信サービス「Paravi(パラビ)」にて無料同時配信される。

VR空間内のイメージ

 実証実験のソーシャルビューイングでは、試合会場と離れた場所にいる観戦者がヘッドマウントディスプレイを装着し、5Gを通じてVR空間に参加する。VR空間では、空間内に設置されたディスプレイを通じてスポーツの中継映像を楽しめ、同じVR空間にいる参加者とのコミュニケーションも可能。

システム構成図

 VR空間内では、実際の試合場や、練習場などさまざまな角度から撮影された最大16台のカメラ映像が5Gを利用して送信され、見たい映像を選択して観戦できる。

 また、VR空間内でのイベントでは、進行役にVTuberの七瀬大空、タレントのオテンキ のりが参加し、柔道の実況解説、トークライブが行われる。

 2社は、いつでも場所を選ばずに遠方の友人などとスポーツ観戦ができるVRソーシャルビューイングによる可能性について今後も検証をしていくという。