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ドコモ光で料金返還施策の一部に漏れ

 NTTドコモは、「ドコモ光」の一部のユーザーを対象に、使用料などを返還する取り組みに漏れがあったと発表した。特定できている対象ユーザーには、個別に連絡の上、返還される。

 今回の問題は、NTT東日本・西日本からドコモへの工事情報の通知に漏れがあり、一部の対象ユーザーに利用料を返還できていなかったというもの。

 ドコモ光では、無派遣工事による開通において、マンション共有部分の断線といった、ユーザーに起因しない原因で開通が遅れ利用できない期間が発生した場合に、開通工事日から利用可能になるまでの期間の基本使用料を返還している。

 対象期間はサービス開始の2015年3月から2018年6月までで、対象件数は938件、返還総額は約200万円となっている。なお、関西・四国エリアでは、NTT西日本にて当該の工事情報を把握することが困難としており、ユーザーからの申告に基づき返還する。

 ドコモでは、NTT東西との情報連携の徹底を図り、再発防止に取り組むとしている。