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自動運転と連動したVR観光案内、KDDIらが飯田市で実証実験

 KDDIと飯田市は、11月3日に開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」において、アイサンテクノロジー、ティアフォー、シナスタジアと協力して、一般の公道を自動運転車で走行し、自動運転と連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験を実施する。あわせて、KDDIと飯田市は地域活性化を目的とした、XRや自動運転技術を活用する包括協定を締結したと発表した。

体験イメージ

 実証実験では、既存の信号機を撤去した環状交差点の「東和町ラウンドアバウト」周辺において、レベル3の自動運転走行を行う。また、乗車中は一般の人を対象に走行場所や、沿道風景にあわせた観光情報をVR機器を通じて表示するコンテンツ体験も実施する。自動運転の体験は1回15分程度で、VR体験はそのうち3分程度となる。

 同実験は、2027年に開業予定のリニア中央新幹線の停車駅となる飯田市において、駅から観光地への自動運転や、VRを活用した利便性向上の実証を目的に行われる。