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ドコモのネットワーク、下り最大1288Mbpsに

 NTTドコモは、東名阪の一部エリアにおいて、下り最大1288Mbpsのサービスを提供する。対応機種は2019年2月登場予定のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」。

 ドコモのネットワークは、ここ最近、2017年3月に下り最大682Mbps、同年9月に下り最大788Mbps、2018年5月から下り最大988Mbpsと徐々にスピードアップしており、今回、いよいよ1Gbpsを超えることになる。

Wi-Fi STATION HW-01L

 1288Mbpsという速度は、3.5GHz×2、1.7GHz、2GHz、800MHzと5つの電波を組み合わせる5CA(キャリアアグリゲーション)と、4つのアンテナを用いる4×4 MIMO(フォーバイフォー マイモ)、高度な変調方式である256QAMをセットにすることで実現する。

 下りだけではなく、上り通信でもキャリアアグリゲーションによる高速化が導入され、1.7GHzおよび800MHzに64QAMという組み合わせで、最大131Mbpsで通信できるようになる。この上り通信の最大化は、「Wi-Fi STASION HW-01L」のみならず、「Xperia XZ3 SO-01L」でも恩恵を受けられる。