2018年第2四半期のウェアラブルデバイス出荷数、国内1位はFitbit、世界1位はApple

　IDC Japanは、2018年第2四半期（4～6月）の世界・国内ウェアラブルデバイス市場に関する調査を行い、結果を発表した。

　同社の調査によると、同四半期における世界のウェアラブルデバイス出荷台数は2788万台で前年同期比5.5％増。新興国での伸びが高く、日本を除くアジア太平洋地域、中東欧、中近東およびアフリカの合計出荷台数は前年同期比で14％伸びたという。

　一方で、北米、西欧、日本などのエリアではスマートウォッチの伸びがリストバンド型のウェアラブルデバイスの減少をカバーできなかったことで、前年同期比6.3％のマイナスとなった。

　日本国内のウェアラブルデバイス出荷台数は約16万8千台で、前年同期比2.7％減。法人需要が中心である、リストバンド型の出荷台数が前年同期比37.5％と大幅な減少を記録したため、ウェアラブルデバイスの出荷台数がマイナスになったと分析している。

　国内におけるメーカー別ウェアラブルデバイスの出荷台数トップ5は、1位がFitbitで23.0％（3.8万台）、2位はAppleで21.1％（3.5万台）、3位はEpsonで18.6％（3.1万台）、4位はGarminで18.1％（3万台）、5位はカシオで5.3％（9千台）。

出荷台数シェア（国内）

　グローバルでの出荷台数トップ5は、1位がAppleでシェア17％（470万台）、2位は小米で15.1％（420万台）、3位はFitbitで9.5％（270万台）、4位はHUAWEIで6.5％（180万台）、5位はGarminで5.3％（150万台）。

出荷台数シェア（グローバル）