より低消費電力なスマートウォッチを実現、クアルコム「Snapdragon Wear 3100」発表

　クアルコムは、次世代のスマートウォッチ向けとするチップセット「Snapdragon Wear 3100」を発表した。

　同チップセットについて、GoogleがWear OSを含めたサポートを表明しているほか、すでに量産出荷が始まっており、「Snapdragon Wear 3100」搭載製品の第1弾としてフォッシル、ルイ・ヴィトン、モンブランがそれぞれ製品を開発中。これらは2018年第4四半期から発売される予定になっている。

　「Snapdragon Wear 3100」はクアッドコアのARM Cortex A7プロセッサー、DSP、低消費電力コプロセッサーによる新しい低消費電力システムを搭載。前世代の「Snapdragon Wear 2100」と比較して、駆動時間は4～12時間伸びるとしている。

　具体的には、アンビエントモードやスポーツモード、トラディショナルウォッチモードを備え、それぞれに最適化された動作や低消費電力駆動が可能。比較的単純な表示にとどまるトラディショナルウォッチモードでは、450mAhのバッテリーを想定した駆動で約1週間利用できる。