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メルカリ、“夏休みの宿題”を出品禁止に

 メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において、読書感想文や自由研究の売買をはじめとした宿題代行行為の禁止を発表。同件に関して、文部科学省と合意した。

 同社によれば、児童・生徒の代わりに宿題をこなす「宿題代行サービス」、あるいは読書感想文や自由研究といった宿題の完成品がフリマアプリ内で出品されるケースがあるという。

 メルカリの利用規約では、従来から宿題代行サービスの出品を禁止している。一方で完成品については、氏名などの個人情報が記載されているものに限って削除を行っており、これに当てはまらない物は出品者の自由を尊重する観点から禁止商品に指定していなかった。

 今回の文部科学省との合意を通して、宿題代行行為とみられるサービスや商品の出品を全面的に禁止の上、取締りを強化する。

「メルカリ」利用規約より、禁止されている出品物の一部