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IoTセンサーと1年分のLTE回線がセットで販売、ソリューションに応じてカスタムが可能

 丸紅情報システムズは、同社製のIoTゲートウェイ装置「EasyupLink」と接続検証がされたセンサー、LTE回線がセットになった「IoTセンサーキット」の販売を開始した。導入するソリューションに応じて価格が異なりセンサーが5個付属する入退室管理のシステムで7万9800円(税別)からとなる。

 「IoTセンサーキット」は、センサーデバイスと、センサーからBluetoothで集められたデータをLTEでサーバーに送信するIoTゲートウェイ装置、LTE回線1年分がセットになって販売されるサービス。セットの基本構成は、ゲートウェイ装置のEasyupLinkと、microUSBケーブル、セットアップ用ソフトが付属し、組み合わせるセンサーの種類や数は導入したいソリューションに応じて提案される。

 センサーデバイスは、心拍センサーやGPSセンサーなどが用意され、高齢者の見守りサービスなどのヘルスケアの分野やバスなどの車両の管理システムに導入が可能。

 ゲートウェイ装置のEasyupLinkは、2.4GHzの無線通信とモバイルデータ通信に対応し、電源はmicroUSB端子での給電となる。大きさは70.5×21×70.5mmで、重さは約60g。

 同社は、IoTセンサーキットの販売数を拡大し、初年度1億円の売上を目指しているという。