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ソフトバンクとヤフー、スマホQR決済「PayPay」を今秋提供へ

ドコモ・au・格安SIMユーザーも利用可能

 ソフトバンクとヤフーの合同会社「PayPay(ペイペイ)」は、バーコードやQRコードを使い、スマートフォンで決済する新サービス「PayPay」を今秋から開始する。

 同サービスの提供にあたって、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業で、インド最大の決済サービス事業者である「Paytm」と連携する。

 「PayPay」は、スマートフォンの専用アプリまたは、ヤフーが提供する「Yahoo! JAPAN」アプリを使って店頭での買い物代金などを支払える。ソフトバンクの携帯電話回線の契約は必須ではなく、ドコモ・au・MVNOユーザーでも利用できるという。

 ソフトバンクによると、全国規模のチェーン店舗から小規模店舗まで、幅広い店舗が加盟店になるという。対応店舗の詳細については後日発表される予定。

 クレジットカード、電子マネーの2種類から支払方法が選択できる。QRコードの読み取りは、店舗側がレジ付近などに掲示するQRコードをユーザー自身がアプリで読み取る方式と、ユーザーが提示したバーコードやQRコードを店舗レジでスキャンする方式の2つが提供される。

 加盟店向け施策として、ユーザーが自らQRコードを読み込んで支払うと、通常は店舗側が負担する決済手数料が「PayPay」サービス開始から3年間無料となるほか、店舗にユーザーを集客するためのさまざまな施策を実施される予定。