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KDDIなど、IoTセキュリティガイドラインの推進へ

 KDDIなど国内外の通信事業者15社は、通信事業者の業界団体である「GSMA」が定めた「IoTセキュリティガイドライン」の普及に向けた取り組みに参加すると発表した。

 センサーや計測機器、自動車など、さまざまな機器に通信機能を備えて、インターネットへ接続できるようにする、いわゆるIoTは今後、さらなる拡がりが期待されている。その一方で、不正遠隔操作やなりすまし、データの盗聴など、セキュリティ面での課題があるとして、GSMAでは2016年2月に、セキュリティ対策の指針となるガイドラインを策定していた。

 今回、LTE-M方式を採用するKDDIでは、AT&T、チャイナモバイル、チャイナテレコム、チャイナユニコム、ドイツテレコム、Etisalat、LG Uplus、オレンジ、テレフォニカ、テレノール、ボーダフォン、Telia、Turkcell、Zainといった世界各地の通信事業者とともに、IoTセキュリティガイドラインを推進する取り組みへ参加することになった。