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VAIO S13/Pro PGのLTE通信モジュール、構内LTE向けの1.9GHz帯に対応

VAIO S11/Pro PFも対応を検討

 VAIOは、「VAIO S13」「VAIO Pro PG」に搭載のLTE通信モジュールが、1.9GHz帯のLTE(sXGP)に対応するための認定を取得したと発表した。今後「VAIO S11」「VAIO Pro PF」についても同様の認定取得を検討する。

「VAIO S13」「VAIO Pro PG」

 1.9GHz帯を利用するLTE「sXGP」は、構内PHSの置き換えとしてのほか、利用を通信全般に広げた構内LTEとしても利用が期待されている周波数免許不要の方式。「sXGP」をオフィス向けの無線通信環境として整備すれば、Wi-Fiを代替するものとして、社内外でLTEを使ったセキュアな通信が可能になる。

 2017年10月1日から1.9GHz帯を「sXGP」で利用できるようになったが、VAIOでは「VAIO S13」「VAIO Pro PG」に搭載のTelit Wireless製の通信モジュールが幅広い周波数帯をサポートしており、これに対応可能だったとして、今回の電波法と電気通信事業法が定める認定を取得するに至った。同じく対応可能な「VAIO S11」「VAIO Pro PF」についても、認定取得を検討するとしている。