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「ARKit 2」、アップルの新たなARプラットフォーム

 米アップルは、AR(拡張現実)アプリを開発・提供できるプラットフォーム「ARKit 2」を発表した。今秋登場するiOS 12を搭載するiPhone 6s以降の機種で利用できるようになる。

 ARKit 2では、複数のiOSデバイスで1つのAR空間を共有して、同じ環境の中でゲームをしたり、AR空間内で共同作業を進めたりできるようになる。観戦モードを備えるARアプリであれば、自分のAR空間でのプレイを、友人や家族が他のiOSデバイスから観戦できるようになる。

 「パーシステントAR」と呼ばれる仕掛けにより、AR空間上にオブジェクトを残しておき、いったんその場から去った後でも、また同じオブジェクトが残った状態へ戻れるようになる。ARでパズルやアートに取り組み、時間をかけて進めるといった使い方ができるようになる。

 このほか、彫刻など3Dオブジェクトを認識できるようになる。

 iOS 12では、ARアプリとして「Measure(メジャー)」が提供される。その名の通り、現実世界でサイズを測れるアプリになる。

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