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KDDI、テーブル型も提供する法人向けの大型インタラクティブディスプレイ

KDDI本社の来客フロアにも導入

 KDDIは、法人向けに、イベントや会議などで利用できる大型のタッチディスプレイのパッケージ「KDDI Interactive Display」の提供を開始した。KDDI本社の来客フロアにも導入されている。

「KDDI Interactive Display」サービスで提供される「Multitaction(マルチタクション)」ディスプレイ

 「KDDI Interactive Display」は、複数人が同時に操作できる大型のタッチディスプレイと、サーバー、アプリケーション、コンテンツなどを1つのパッケージで提供するサービス。最大32枚まで連結できる55インチのディスプレイ「Multitaction(マルチタクション)」を用意し、同時タッチポイント数は無制限になっているほか、専用の2次元コードを画面にかざすと対応するコンテンツをシームレスに表示できる。

 また、マルチタッチディスプレイは32~65インチをラインナップし、手軽な利用も可能。こちらは最大4枚まで連結できる。

 料金体系は購入パッケージと利用日数のみのレンタルパッケージが用意され、どちらもディスプレイやサーバー、アプリケーション開発費用が含まれる。あわせて利用動向の分析サービスも提供される。

 KDDI本社の来客フロアでも導入されており、KDDIのサービスに関連した模型を「Multitaction」の画面上に置くと詳細が表示されるなど、会社紹介の展示に利用されている。

KDDI本社での「Multitaction」ディスプレイ設置イメージ

KDDI本社での展示の様子

 KDDI本社の来客フロアは、一般ユーザーにはあまり縁のない場所だが、KDDIのビジネスパートナーが多数訪れ、待ち合わせに使われる。現在ではKDDIの取り組みは通信サービス以外にも、IoT、データセンター、海底ケーブル、ライフスタイル系サービス、物販、VR、ドローン、スポーツへの協賛など、多岐にわたっており、こうした幅広い分野の製品・サービスをインタラクティブに紹介するために机型の2台の「Multitaction」ディスプレイが活用されている。

高橋社長が示した“ワクワク”を来客フロアでも体現していく
これまでの来客フロアの展示。パネル展示や携帯電話を並べて紹介する方法が中心だった
4月に刷新された内容。auケータイ図鑑をみられるタッチパネルディスプレイも用意、インタラクティブ性を重視した

「Multitaction」ディスプレイ