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Nokia、敷くだけで睡眠を記録・分析する「Nokia Sleep」発売

日本人の睡眠時間は世界平均より46分少ないレポートも

 Nokiaは、マットレスの下に敷いて睡眠を記録する「Nokia Sleep」を4月13日に発売する。4月6日より先行予約を受付している。

 販売価格は1万4990円(税込)で、オンラインストアのAmazonやSoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)などで販売される。日本国内では、ソフトバンク コマース&サービスが代理店となる。

「Nokia Sleep」

 Nokia Sleepは、睡睡眠開始および起床時間のほか、睡眠サイクル(深い、浅い、レム)、連続心拍数と平均心拍数、いびき時間、自動的に記録し、睡眠の質とパターンを分析する。

 iOS、Androidに対応するアプリ「Health Mate」アプリとWi-Fi経由で同期することで、睡眠の質を表す「Sleep Score」をスマートフォン上のアプリで確認でき、より良い睡眠をとるためのアドバイスが得られる。

睡眠スコアが確認できる

 本体の大きさは637×190×5(mm)、重さは350g。USB電源アダプタが付属する。Wi-Fi接続は2.4GHz帯に対応、対応規格はIEEE802.11 b/g/n、セキュリティはWEP、WPA、WPA2をサポートする。

 Health Mateアプリが対応するスマートフォンのOSは、iOS 10以降、Android 5.0以降。セットアップ時にはBluetooth 4.0対応のスマートフォンが必要となる。

 IFTTT連携にも対応しており、睡眠が始まったら電気を消灯する、起床したら電気を点ける、起床したらエアコンの温度を上げるなどの家電操作を自動化できる。

日本人の睡眠時間は平均6時間26分、世界平均より46分短い

 Nokiaは、Health Mateのデータを元に12か国のユーザーデータを比較した結果として、日本のユーザーの平均睡眠時間が6時間26分であり、他国の平均より46分少ないことを明らかにした。

 Nokiaによると、睡眠を十分取ることが健康を管理するために非常に重要でありながらも、忙しい毎日がそれを妨げる要因となっていると分析している。