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KDDI、日光で「Alipay」「翻訳」の訪日外国人おもてなし実験

 KDDIは、栃木県日光市の日光表参道鉢石(はついし)会と協力し、モバイル通信やスマートデバイスを使って、小売店がインバウンド(訪日外国人旅行者)に対応しやすくするトライアルを実施する。4月1日~5月1日、加盟店舗の一部で、QRコード決済や多言語翻訳が利用できる。

 今回のトライアルでは、日光表参道鉢石会の10店舗において、従来よりも安価に導入できるクレジットカード決済システム、QRコード決済のAlipay、多言語通訳・翻訳を利用できるようにする。

 決済システムや通訳・翻訳の通信環境は、ソラコムとKDDIが共同開発した「KDDI IoTコネクトAir」を活用。専用回線や加盟店手続きなどが必要になる一般的なクレジットカード決済システムと比べ、割安なIoT向け回線とSquare社のクレジットカードリーダーで安価にクレジットカード決済に対応する。またキャナルペイメント社の仕組みを使うことで中国で利用されるQRコード決済のAlipayもサポート。このほかKDDIが提供する多言語通訳・翻訳も利用できる。

 年々増加する訪日外国人旅行者にとって使いやすい決済環境や、応対時の言語問題を、割安な価格帯で解決することを目指した取り組み。国内ユーザーにとっても、クレジットカード対応店舗が増えやすく利便性向上に繋がると期待されており、トライアルを通じて検証が進められる。