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今夏大接近する火星をアプリで観察「Mars Book」、ビクセンから

「Mars Book」アイコン

 光学機器メーカーのビクセンは、火星観察用のアプリ「Mars Book(マーズブック)」の提供を開始した。ダウンロード、利用は無料。

 およそ2年2カ月ごとに発生する天体イベント「火星の最接近」。2018年7月31日には地球と火星が最も近い距離で15年ぶりに地球と火星の距離が6000万キロメートルを切る距離で接近する「大接近」となる。最接近の7月末を挟んで、6月~9月にかけて火星を観察しやすい時期が続くことになる。

 「Mars Book」は、火星観察に役立ち、教材としても活用できるアプリ。iOS 8.0以降のiPhone、iPad、iPod touchとAndroid 4.4以降をサポートする。

 日付と時間を入力すると、火星の位置がどの方向にあるかをシミュレーション表示できる。また、スマートフォンをかざすと、その位置にある星空の様子を表示する星図機能も備える。このほか、地球や火星を含む太陽系の惑星の動きを宇宙視点で観察できるシミュレーターを搭載。火星大接近の仕組みを解説するコンテンツも収録する。