KDDIとラックが合弁、クラウド・IoT時代の総合セキュリティソリューションを提供

　KDDIとラックは、総合的なセキュリティソリューションを提供する合弁会社「KDDIデジタルセキュリティ株式会社」の設立で合意した。2月19日に新会社を設立し、4月1日より事業を開始する予定。

　新会社はKDDIが51％、ラックが49％を保有する合弁会社となる。ITシステム市場は従来のオンプレミス中心の環境から、クラウドとオンプレミスを併用する環境へと移行しつつあり、今後のIoT時代の到来など、市場環境の変化が予測される。

　KDDIが今回提携するラックは、情報セキュリティ分野を強みを持つSI（システムインテグレーター）。新会社ではKDDIが展開するICTソリューションに同社のセキュリティーに関する知見を組み合わせ、セキュリティ体制の構築・運用支援からセキュリティ診断、24時間365日の運用・監視まで、変化する市場環境に対応できる総合的なセキュリティーソリューションを一貫して提供するとしている。