雪ミクと観覧車デート、AR体験「ミク☆さんぽ」が札幌に登場

　KDDIは、北海道札幌市で「さっぽろ雪祭り」にあわせて開催されるイベント「SNOW MIKU 2018」とコラボレーションし、ARで初音ミクとデートができる「ミク☆さんぽ」を展開する。

　「ミク☆さんぽ」は、AR技術でスマートフォン・タブレットの画面上に表示されたキャラクター「初音ミク」と触れあえるサービス。昨年の「SNOW MIKU 2017」で発表され、ニコニコ超会議やau SENDAIでのイベントなどでも展開されていた。

「SNOW MIKU 2018」メインビジュアル
ill. by やすも/雪ミク2018 （c） CFM

「au ✕ SNOW MIKU 2018」メインビジュアル
ill. by まさる.jp/雪ミク2018 （c） CFM

「ミク☆さんぽ ✕ ノベルサ」メインビジュアル
ill. by シソ/雪ミク2018 （c） CFM

観覧車やカフェで雪ミクとデート

　「SNOW MIKU 2018」とのコラボレーションとして、札幌市の商業施設ノルベサでは、観覧車やカフェでミク☆さんぽが体験できる。

　ノルベサ屋上にある「観覧車ノリア」では、「雪ミク（初音ミク）」との観覧車デートを体験できる。体験料は400円（税込、以下同）で、別途観覧車の乗車料金が必要となる。実施期間は2月9日～28日。

　ノルベサ1階にある「MIRAI.ST cafe & kitchen」では、初音ミクとのカフェデート体験ができる。こちらは2017年7月に実施された「au SENDAI」併設カフェでのイベントと同じ内容となる。体験料金はワンドリンク付きで800円。実施期間は2月9日～12日の14時～17時45分。期間中はカフェ入口で当日分の整理券を配布。整理券が無くなり次第、当日の受付が終了となる。

「雪ミクスカイタウン」では今年も雪ミクと散歩できる

　新千歳空港内の「雪ミクスカイタウン」では、2月9日～12日に「ミク☆さんぽ」の体験展示が実施される。体験料は無料で、開催時間は各日10時～19時（9日のみ13時～）。

　昨年と同様に、雪ミクと「雪ミクスカイタウン」内の散歩を楽しめる内容となっている。

ARKitベースのiPad版も開発

　なお、「ミク☆さんぽ」では、KDDIが独自に開発したアプリを活用。イベントの体験者にアプリ入りの端末を貸し出す形で提供される。一般向けにアプリとして配信される予定はなく、イベント会場だけで楽しめるものとなっている。

　当初より提供されている専用アプリは、グーグルのAndroid向けAR技術「Tango」をベースに開発されたもの。今回のイベントにあわせ、iPad対応版の「ミク☆さんぽ」アプリが新たに開発された。iPad版ではアップルのAR技術「ARKit」が活用されている。

雪ミクのダンスがVRに、限定「ハコスコ」先行販売

　SNOW MIKU 2018にあわせ、段ボールVRキット「ハコスコ」の「雪ミク 2018 Ver.」が発売される。価格は2000円。北海道では先行販売として、「SNOW MIKU 2018」会場やサッポロファクトリーホール、au SAPPOROで2月5日より順次発売される。

　「au×SNOW MIKU 2018」のメインビジュアルの雪ミクをデザインしたハコスコ筐体で、「SNOW MIKU 2018」を踊る雪ミクのVR映像が付属する。手持ちのスマートフォンに映像をダウンロードし、ハコスコ筐体に取り付けて視聴できる。

フォトコンテストも開催中

　また、「ミク☆さんぽ」公式Twitterアカウント（@mikusanpo_staff）では、フォトコンテストを実施している。公式アカウントをフォローの上、イベント時に撮影した初音ミクの写真に、応募用のハッシュタグ「#ミクさんぽフォトコン」をつけてツイートで応募できる。

　応募された写真はクリプトン・フューチャ－・メディアとKDDIで審査され、「ナイスショット部門」「アイデア部門」「ハプニング部門」でそれぞれ1名ずつを選考。入賞者には「描き下ろしB2タペストリー」が贈られる。