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JR北海道が「スマホ定期券」、券面をアプリで表示

 JR北海道は、スマートフォンで購入・表示できる「スマホ定期券」サービスを4月1日に開始する。対象エリアは石北線・釧網線の一部区間。

スマホ定期券
スマホ定期券

 「スマホ定期券」は、アプリで購入できる鉄道の定期券。券面はアプリに表示され、乗降時に提示して乗車できる。通勤定期と通学定期(一般・高校生専用)を用意。期間は1カ月、3カ月、6カ月から選べる。

導入区間イメージ

 JR北海道では通常、定期券は駅の窓口のみで販売されるが、今回「スマホ定期券」が導入される区間には有人駅が3駅しかなく、購入が手間となっていた。

 「スマホ定期券」では、ウェルネットのアプリ「バスもり!」のシステムを採用。コンビニ支払いやクレジット決済などに対応し、駅に行かなくても購入できる。通学定期は、事前に在学中の学校で申込をすることで、駅窓口での証明書の提出も不要となる。

 「バスもり!」では路線バスの定期券や回数券、高速バスの乗車券を販売しているが、鉄道事業者による導入は今回が初めて。