ニュース
4G LTE搭載、屋外でも使えるネットワークカメラ「Safie Go」
工事・建設現場の資材盗難予防、河川の水位監視などを想定
2017年12月11日 13:21
セーフィーは、4G LTE通信に対応し、HD画質の映像を遠隔地からリアルタイム確認できる防犯・監視カメラ「Safie Go」を12月11日に発売する。
同社では、建設・工事現場における資材の盗難などを防止する目的のほか、YouTubeでのライブ配信を使って、氾濫しやすい河川の状況を監視するためにも利用できるとしてる。
「Safie Go」は、クラウド録画に対応するネットワークカメラと、4G LTE通信に対応するルーターがセットとなったパッケージとして提供される。
導入時の費用は、カメラ1台プランでは初期費用が14万円(税別、以下同。)、30日録画プランが月額5500円。カメラ2台プランでは初期費用が18万円、30日録画プランの月額料金が9000円。最低利用期間として1年間が設定され、1年未満の解約には解約手数料1万円が発生する。
ルーター仕様は、大きさが180×180×50mm。重さは約1.5kg。動作環境はマイナス10°~60°、対応する電源はAC100〜200V。
カメラ仕様は200万画素・HD画質、画角は水平115°、垂直64°。フレームレートは30fps、赤外線ライトを搭載しており、夜間でも最大15m先まで監視ができる。大きさは175×122×100mm、重さは約0.5kg。ルーターからのPoE給電で動作する。
ルーター・カメラ共にIP66相当の防水・防塵性能を備え、屋外の悪天候環境においても動作するとされる。
記録された映像はモバイルネットワーク経由でサーバーに保存されるため、映像記録用のサーバーや録画機を別途準備する必要が無く、遠隔地からスマートフォンやPCを使ってライブ、録画映像を確認できる。データ通信にはドコモのMVNO回線が用いられる。
このほか、スマートフォン向けのアプリ向けの新機能として、ネットワークカメラのパン・チルト・ズームを1秒以下で遠隔操作できる「リアルタイムPTZ」が同日より提供される。
「リアルタイムPTZ」機能は、iOS向けのアプリとして提供されるほかWebブラウザからも操作が行える。
「Sefie Go」は、12月13日(水)~12月15日(金)の間、東京ビッグサイト東6ホールにて開催される[次世代]都市開発EXPO」にて実機展示デモが実施される。