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いきなり265種類!? Amazonの「Alexa」対応サービスが一挙登場
スマートスピーカーも各社から
2017年11月8日 21:02
アマゾンジャパンは、AmazonのAI「Alexa」(アレクサ)を日本語に対応させ、11月中旬から提供する。AmazonからはAlexa対応のスマートスピーカー「Echo」シリーズとして3製品の発売が正式に発表されたほか、サードパーティからもAlexa対応の製品やサービスが一斉にアナウンスされている。
Alexa対応サービスは、「Echo」をはじめとしたAlexa対応のスマートスピーカーに話しかけて利用できるもので、アマゾンが日本での展開を発表した11月8日の時点で265種類が登場している。Alexaに話しかけて各社のニュースを聞いたり、出前を注文したりといったことが実現される。これらは、開発者向けに提供されているツール「Alexa Skills Kit」(ASK)を用いて開発されており、グローバルでは1万件を超えるスキルが提供されるなど、Alexa/Echoが人気を集める大きな要因になっている。
サードパーティが提供するAlexa対応サービスの多くは、「アレクサ、◯◯◯を開いて」(◯◯◯はサービス名など)と話しかけて開始する。
ユニークなところでは、Alexaに話しかけて、ハンズフリーでギターやベースのチューナーとして利用できる「Amazon Alexa対応ギターチューナー」「Amazon Alexa対応ベースチューナー」がリットーミュージックから提供される。ソースネクストからは、「スマート留守電」に保存されたメッセージを聞けるサービスが提供される。
ピカチュウと会話できる「ピカチュウトーク」や、初音ミクと会話できる「Hey MIKU!」、「すき家のお弁当注文」「スシローのお持ち帰りすし」、タクシーの配車サービスなどもある。
このほかにも、スマートフォンを探す「TrackR」や、radiko.jp、TOKYO MXのアニメ情報、東急ハンズ、英会話や英語のクイズ、家電用マルチリモコンの操作、ロボット掃除機「ルンバ」の操作、鉄道会社の列車運行情報、レシピ、中古車情報、チケット検索、ホテル検索、乗換案内、フライト情報、ファッション誌、銀行、「祭りの音」や「小川のせせらぎ」などの音、星座別の占いなど、多岐にわたる。
IT関連のニュースサイトも多くが対応、各社のラジオやテレビのニュース、株情報などもAlexaに対応している。