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LTEドローンで荷物を配送、ブルーイノベーションやドコモらが公開実験

11月13日に長野県伊那市にて実施

 ブルーイノベーション、東京大学 鈴木・土屋研究室、日本郵便、自律制御システム研究所(ACSL)、NTTドコモは、物流用ドローンの公開実証実験を長野県伊那市にて実施する。実施日時は11月13日10時~12時。

 実証実験では、LTE通信機能を搭載したドローンを活用。郵便局と道の駅にドローンの離着陸ポートを設置。郵便局員が注文票を入れたドローンを送り、道の駅の職員が商品を詰めて送り返すという想定で、1往復の飛行を行う。飛行ルートは伊那市長谷地区の美和郵便局から美和湖上空を経由して道の駅「南アルプスむら 長谷」へ結ぶルートで、目視外の飛行となる区間も含まれる。

 ドローンの運航監視はLTEにより行われるため、地上の基地局との電波状況を考慮して飛行ルートを決定する必要がある。NTTドコモは今回の実験において、ドローンの運航計画システムを提供。電波状況を立体的に表示する「3Dセルラーエリアマップ」を組み込むことで、目視外飛行における安全性の向上を目指す。