ニュース
シャープ、進化した3辺狭額縁「AQUOS R compact」発表
ミドルレンジの新シリーズ「AQUOS sense」も紹介
2017年10月13日 13:37
シャープは、新しい3辺狭額縁デザインを採用したAndroidスマートフォン「AQUOS R compact」を発表した。先にauで取り扱いが発表されているAndroidスマートフォン「AQUOS sense」も改めて発表された。
AQUOS R compact
「AQUOS R compact」は、シャープのフラッグシップ「AQUOS R」シリーズのコンパクト版に位置づけられる。AQUOSとして初めて、IGZOフリーフォームディスプレイを搭載し、ディスプレイの角を丸めた新しい3辺狭額縁デザイン「EDGEST fit（エッジスト フィット）」が特徴となる。
「AQUOS R compact」の販路や価格などは、発表会では明らかにされなかった。また、スペックの一部も発表時点では非公開となっている。
デザイン・ディスプレイ
「EDGEST fit」デザインにより持ちやすさを保ちながら、幅66mmで4.9インチという大画面化を実現。前面上部は切り欠きになっており、インカメラを搭載する。120Hz駆動のハイスピードIGZOに対応する。HDRコンテンツの再生は非対応だが、非HDRコンテンツをコントラストを高めて見やすく表示する「バーチャルHDR」をサポートする。
ディスプレイ以外の外観デザインは「AQUOS R」を踏襲。側面は金属素材を加工し、中央をとがらせながら、縁へ向かうにつれて丸みをもたせることで、手のひらに馴染む形状とした。前面フレームや背面は光沢を持たせた仕上げとなっている。
前面、ディスプレイ下部には指紋センサーを搭載。指紋センサーにはホームボタンの機能に加え、指紋センサーのスワイプ操作へ戻るキー、履歴キーの機能を割り当てて、オンスクリーンキーを隠せるようになった。
カメラ
メインカメラには35mmフィルム換算で焦点距離25mmの広角レンズを搭載。「AQUOS R」で搭載していた光学手ブレ補正（OIS）は非対応となるが、ハイブリッドAF、動画の電子手ブレ補正などに対応する。
インカメラには新たに、カメラのある部分に視線を誘導する機能「アイキャッチセルフィー」が追加された。視線ズレを防ぎ、自然なセルフィーを撮影できるとしている。美顔補正や小顔補正も搭載する。
主なスペック
チップセットはSnapdragon 660（MDM660）を搭載。メモリー（RAM）は3GBで、ストレージは32GB（ROM）。
ディスプレイは4.7インチで、フルHD+（2032×1080ドット、切り欠き部含む）。メインカメラは画素数は16.4メガピクセルで、焦点距離25mm相当の広角レンズを搭載。インカメラは8メガピクセルで、25mm相当の広角レンズを搭載する。
OSはAndroid 8.0 Oreoを搭載。発売後2年間で2回までのOSバージョンアップが保証される。音声アシスタント「エモパー」に対応し、別売の卓上スタンド「ロボクル」を利用可能。
IPX5/8の防水、IP6Xの防水防塵性能を備える。急速充電規格として、Quick Charge 3.0とUSB-PDに対応する。外部端子はUSB Type-C。大きさは約66×132×9.6mm（暫定値）。
「AQUOS sense」
「AQUOS sense」は、シャープのミドルレンジモデル新シリーズの第1弾となるAndroidスマートフォン。auでは「AQUOS sense SHV40」として、11月上旬に一括3万2400円（税込）で発売される。
エントリーユーザーの使い勝手を重視しつつも機能を絞りこみ、低価格化を実現。5インチでフルHDのIGZOディスプレイを搭載する（ハイスピードIGZOには非対応）。
背面のAQUOS R compactと異なり、マット調の仕上げとなっている。IPX5/8の防水、IP6Xの防水防塵仕様で、指紋認証も対応する。メモリー（RAM）は3GB、ストレージ（ROM）は32GBを搭載。OSはAndroid 7.1 Nougatで、発売後2年間で最大2回のOSバージョンアップが保証される。
