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細菌をスマホのカメラで見える化「mil-kin」
2017年7月12日 13:09
アクアシステムは、スマートフォンのカメラ機能で細菌を観察できるバクテリア・セルフチェッカー「mil-kin(見る菌)」を発売した。価格は9万9800円(税抜)。
「mil-kin」は、スマートフォンを設置して、カメラ機能をモニターとして使う携帯型顕微鏡。光学1000倍で細菌や汚れをリアルタイムで確認でき、食品の製造現場や飲食店などで、検査前チェックや衛生教育のためのツールとして活用できる。
スマートフォンのカメラ機能をモニターとして利用するため、そのまま写真や動画として記録可能。試料台に直接乗せるだけで観察でき、プレパラートは不要と取り回ししやすい設計。単3乾電池2本で動作し、購入後のランニングコストがほとんどかからない。
メーカーのアクアシステムは、さまざまな機能を持った電解水を活用した衛生コンサルティング事業を手がける企業。殺菌効果を持つ次亜塩素酸水の除菌効果をリアルタイムに確認するツールとして、「mil-kin」を開発したという。
「mil-kin」の大きさは約55×113×140mmで、重さは約450g。ピペット、マイクロチューブ、綿棒、単3乾電池が各2本付属する。