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ドコモだけの「Galaxy Feel SC-04J」、女性ユーザーを意識した4.7インチモデル

 「Galaxy Feel SC-04J」は、女性ユーザーにフォーカスして開発された、サムスン電子製のコンパクトスマートフォン。NTTドコモ限定のモデルとして、6月中旬に発売される。

 価格は3万6288円(税込)。新たに発表された割引「docomo with」の対象機種となっており、次に機種変更するまで、毎月の通信料から1500円(税抜)が割引される。月々サポートは対象外。

 ベースモデルは海外で販売されている「Galaxy A3(2016)」だが、日本のユーザーが求める機能を追加し、ほぼ別のモデルといえるほど大幅なカスタマイズが加えられている。

デザイン

 女性の手でもタッチパネルの上部まで届きやすい、4.7インチの有機ELディスプレイを搭載する。メタルボディで前面・背面には「ゴリラガラス4」を採用。縁を丸めた2.5Dガラスで手に馴染みやすく仕上げた。背面はカメラの出っ張りを無くし、フルフラット形状となっている。ベースモデルでは非対応だった防水・防塵に対応(IPX58/IP6X相当)。

 カラーはGalaxy Feelオリジナルの青みがかった黒「Indigo Black」、光沢感がある白「Moon White」、オレンジに近いピンク「Opal Pink」をラインナップする。日本のユーザーに需要が高いストラップホールも追加されている。

カメラ

 メインカメラは約1600万画素、インカメラは約500万画素。ともにF1.9のレンズを搭載する。操作に迷わず使えるよう、ユーザーインターフェイス(UI)が工夫されている。SNSへの投稿を意識し、初期状態から「美顔機能」が有効になっていたり、食事モードを標準搭載していたりと、追加の設定なしでもカメラの機能を活用できるようになっている。

カメラは上スワイプでインカメラ、右スワイプでフィルターを起動できるようになっている

日本向け機能も対応

 ワンセグ、おサイフケータイ機能といった日本向けの機能や、指紋認証を搭載する。

 OSはAndroid 7.0で、有機ELディスプレイの特性を生かし、画面オフの状態でも通知や時刻などを低消費電力で表示する「Always On Display」に対応。ハイレゾ音源の再生やゲームランチャーといった機能はハイエンドモデルと同等のものを搭載する。

 容量3000mAhと、コンパクトモデルにしては大容量のバッテリーを搭載する。

バッテリー100%から3時間動画を再生した後の電池残量を比較したデモンストレーション映像を展示していた

主な仕様

 ディスプレイは4.7インチのSuperAMOLED(有機EL)。解像度はHD(1280×720ドット)。OSはAndroid 7.0を搭載する。

 チップセットはサムスン製の「Exynos 7870」(オクタコア、1.6GHz)で、メモリは3GB。32GBのストレージを搭載し、最大256GBのmicorSDXCをサポートする。メインカメラは約1600万画素、インカメラは約500万画素。

 最大通信速度は下り262.5Mbps、上り50Mbps。VoLTEをサポートするが、より高音質なVoLTE(HD+)には非対応。

 防水防塵仕様(IPX58/IP6X)。Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、ワンセグ、おサイフケータイ、指紋認証をサポートする。外部端子はmicroUSB。バッテリー容量は3000mAhで、電池もち時間は約170時間。大きさは約138×67×8.3mmで、重さは約149g。カラーはIndigo Black、Moon White、Opal Pinkの3色。

Indigo Black
Moon White
Opal Pink
Opal Pink
Indigo Black
Moon White