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ニュースアプリは4000万人以上が利用、ICT総研が利用実態を調査
2017年3月3日 14:09
ICT総研は、モバイルニュースアプリの市場動向を調査し結果を明らかにした。ニュースアプリの利用者数や利用率などの利用実態が明らかになっている。
調査は関係各社への調査のほか、一般ユーザーへのアンケートは2月にWeb上で4411人が回答した。
モバイル端末のニュースの利用をニュースアプリ、Webニュースの2種類に分けると、2016年度末時点でのモバイルニュースアプリのアクティブユーザー(月1回以上の利用)は、4093万人だった。モバイルWebニュースの利用は3241万人で、合計7334万人がモバイル端末でニュースを閲覧している結果になった。
ニュースアプリの利用者は増加を続け、ICT総研では2019年度にニュースアプリは5410万人、モバイルWebニュースが3385万人、合計8795万人がモバイル端末でニュースを利用すると予測している。
利用率1位はYahoo!ニュース
4411人を対象にしたアンケート調査では、1年以内にニュースアプリを利用したことがあると回答したユーザーは52.4%で、そのうち9割近くは1カ月以内に利用したと回答した。
ポータル系ニュースアプリの利用率は、「Yahoo!ニュース」が25.8%で1位になり、次いで「LINE NEWS」(21.8%)、「スマートニュース」(14.4%)、「グノシー」(11.7%)、「Googleニュース」(9.3%)となった。2016年1月に実施した前回調査と比較すると、LINE NEWSが11.6%から21.8%へと急増している。
新聞系ニュースアプリの利用率は、「朝日新聞デジタル」が5.9%、以下「日経新聞電子版」(5.3%)、「産経電子版」(3.7%)、「読売プレミアム」(3.4%)、「毎日新聞ニュース」(3.3%)となっている。