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ソフトバンクショップが“写真店”に、セルフ印画紙プリント導入

 プラザクリエイトは、全自動の写真印画紙出力機「ファースト ラボ」の提供を開始した。第1弾としてソフトバンクが導入。ソフトバンクショップにて写真プリントコーナー「スマホプリントステーション」を展開する。

 2月1日、旗艦店「ソフトバンク銀座」にてサービスの提供を開始した。今夏までに100店舗のソフトバンクショップにて展開する予定。定価はL版印刷で1枚39円(税抜)で、他キャリアのユーザーも利用できる。

 「ファースト ラボ」は、これまで写真店でのみ取り扱っていた印画紙プリントを、セルフサービスで印刷できるマシン。使い方は、コンビニなどに設置されているインクジェットプリントタイプのプリントマシンと同じ。スマートフォンやSDカードなどを接続して、保存されている画像を印刷できる。支払いは印刷後、カウンターで行う。

 今夏以降、iPhoneケース、マグカップやTシャツなどに注文するサービスも提供する。店頭のプリントマシンからオーダーして、約1週間後に商品が店頭に届く形になるという。

「スマホプリントステーション」3月までの設置予定店舗
地域店舗名
北海道ソフトバンク星置
東北ソフトバンク仙台一番町、ソフトバンク仙台クリスロード
関東ソフトバンク銀座、ソフトバンク表参道、ソフトバンク東京駅グランルーフフロント、ソフトバンク渋谷、ソフトバンク成城学園、ソフトバンク館林、ソフトバンク土気あすみが丘、ソフトバンク瑞穂R16、ソフトバンク北尾張部
東海ソフトバンク名古屋駅前、ソフトバンク名古屋
関西ソフトバンクグランフロント大阪、ソフトバンク播磨太子、ソフトバンク枚方宮之阪、ソフトバンク大久保インター、ソフトバンク梅田中央、ソフトバンクひめじ別所

“好かれるソフトバンク”へ

ソフトバンク 代表取締役社長兼CEO 宮内謙氏(左)と、プラザクリエイト 代表取締役社長 大島康広氏(右)

 発表会ではプラザクリエイトの大島康広社長とソフトバンクの宮内謙CEOが登壇。大島氏は10年後も色あせないという写真印画紙の品質や印刷スピードを紹介した。

 大島氏によると、ソフトバンクとの提携は、宮内氏に「ファースト ラボ」の構想を持ちかけたのがきっかけ。宮内氏が即座にソフトバンクショップへの導入を決め、共同でサービス開発を行ったと紹介した。「ファースト ラボ」は、今後2年間は携帯電話キャリアでソフトバンクが独占的に取り扱う。

 宮内氏はソフトバンクショップの役割をスマートフォン販売にとどまらず、スマートフォンに関連するサービスの紹介に拡大していく方針。「どちらかというと今までは“セールス力のソフトバンク”だったが、今後は“好かれるソフトバンク”になる」と語った。

 同氏は想定ユーザーとして、写真プリントの需要が多いシニア層や、スマートフォンの写真を印刷して共有する高校生世代などを紹介した。「スーパーフライデー」など、契約者向け優待サービスとしての展開も検討しているという。