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カシオのタフネスAndroid Wear「WSD-F20」、日本でも4月21日発売

価格は税別5万1000円

「WSD-F20」

 カシオ計算機は、アウトドア用途向けのAndroid Wear 2.0搭載スマートウォッチ「WSD-F20」を4月21日に発売する。価格は5万1000円(税抜)。

 「WSD-F20」は、2016年3月に発売された「Smart Outdoor Watch WSD-F10」の後継機で、新たに低消費電力のGPSとカラー地図機能を搭載。オフラインでの利用に対応し、スマートフォンが圏外だったり、取り出せなかったりする山歩きやスキーなどシーンで活用できるようになった。

 また、Android Wear 2.0搭載デバイスの第1弾となっている。前機種「WSD-F10」についても、今後Android Wear 2.0にバージョンアップするソフトウェア更新が提供される予定。

ウォッチフェイス「ロケーション」

 Mapbox社製の地図データを採用し、あらかじめ端末内にダウンロードできる。地図上の気になった場所にメモを残せる新アプリ「ロケーションメモリー」では、トレッキング中に見つけた景観や釣りのポイントなどに目印を付けられる「アクティビティ」アプリでは、トレッキングやサイクリング、フィッシングなどにデータを計測して、アクティビティに応じた情報をリアルタイムで表示する。ウォッチフェイスには、GPSと地図データを活かしたデザインの「ロケーション」と「トラベラー」を新搭載する。

 デザインは従来の「WSD-F10」を踏襲し、3つのハードウェアボタンを搭載。5気圧の防水性能を備え、落下や振動、低温・高温保管など、MIL規格に準拠した10項目の耐環境試験をクリアしている。また、新たにカシオのアウトドアウォッチ「PRO TREK」シリーズに位置づけられ、「PRO TREK Smart」ブランドを冠して提供される。

ウォッチフェイス「トラベラー」
アクティビティ

主な仕様

 ディスプレイは1.32インチで、カラーTFT液晶とモノクロ液晶の2層構造。Wi-Fi (IEEE802.11 b/g/n)とBluetooth 4.1 Low Energyをサポートし、圧力センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、方位センサーを搭載する。OSはAndroid Wear 2.0。

 電池寿命はカラー液晶のみの使用で約1日以上、カラー液晶とモノクロ液晶を組み合わせ使用する場合、約2.5日以上。モノクロ液晶のみの使用では、約3.5日以上。スマートフォンと接続せず、単体で時計機能のみ使用する「タイムピースモード」では、約1カ月以上、電池が持続する。充電端子は専用のマグネット圧着式端子。

 大きさは約61.7×56.4×15.7mmで、重さは約93g。カラーはオレンジ、ブラックの2色。

【お詫びと訂正 2017/01/05 12:58】
 初出時、カラーバリエーションに関する記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。