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1.5mから落下OKな7000番アルミボディ「arrows NX F-01J」
2016年10月19日 11:15
「arrows NX F-01J」は、NTTドコモの2016年冬モデルとして発売する富士通製Android 6.0スマートフォン。NTTドコモの富士通製スマートフォンとして1年ぶりのフラッグシップになる。12月上旬発売予定で、価格は新規・MNP時が2万円台後半、機種変更時は4～5万円を予定している。
1.5mからの落下にも耐える高硬度アルミ＆ステンフレーム構造
従来機種から引き続き、防水・防じん、高温・低温動作など、米国防総省の調達基準であるMIL規格の14項目に準拠する耐久性能を備える。さらに今回は、外周のサイドと上部に航空宇宙産業などにも用いられる7000番台（前モデルのF-02Hは6000番台）の高硬度アルミニウム合金をレイアウトし、ハードアルマイト加工を施すとともに、内部はステンレスホルダとステンレスフレームを追加した独自の「SOLID SHIELD」構造として、一段と強度を高めた。
これらにより、画面の割れにつながる筐体のたわみやねじれを最小化、1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させても画面が割れにくい耐衝撃性能を備えた。発表会場の展示では、実際に1mほどの高さからコンクリートブロックに落下させるデモを行っており、落下後の端末が正常に稼働し、傷もついていないことを確認できた。
背面は樹脂素材となっているが、ハイパーダイヤモンドタフコートと呼ばれる塗装を施すことにより耐傷性をアップさせている。
強化した虹彩認証とサウンド性能、ディスプレイは色域拡大
F-04G、F-02Hと代々受け継ぐ虹彩認証機能「Iris Passport」を搭載。虹彩認証に用いる赤外線カメラのハードウェアの工夫やアルゴリズムのチューニングなどを行ない、従来機種より受光能力を高め、認識精度を向上させた。例えば明るい場所や、電車乗車時など揺れる場所で、これまでよりスムーズに認証できるようになったという。
ONKYOと共同設計
3.5mmステレオミニ端子に接続したイヤフォンやヘッドフォンの音質を向上させる取り組みも行なっている。回路設計の段階からオーディオ機器メーカーのオンキヨー監修のもと開発を進め、ノイズや歪みの少ない高品質なサウンドを実現したとしている。もちろんハイレゾ音源の再生にも対応する。
ディスプレイは「DCI（Digital Cinema Initiatives）」規格に準拠し、特に赤や緑の色域を拡大。写真や動画の表示時に、より自然で見やすい発色を実現する。
主な仕様
ディスプレイは5.5インチ、1080×1920ドットのIPS-NEO液晶ディスプレイを備える。チップセットはSnapdragon 625（MSM8953）で、2GHzのオクタコア。3GBのメモリに32GBのストレージを搭載する。バッテリー容量は2850mAhと、前モデルのF-02Hからやや少なくなったが、チップセットやディスプレイ解像度の変更、その他最適化などにより3日間のバッテリーもちは維持したとしている。
LTE通信は下り最大262.5Mbps（PREMIUM 4G）、VoLTEおよびVoLTE（HD+）に対応。Bluetooth 4.2、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2をサポートする。microSDXCカードは最大256GBに対応し、アウトカメラは裏面照射積層型CMOSの2300万画素、インカメラは裏面照射型の500万画素を搭載。テレビ機能はワンセグとフルセグに対応する。
ソフトウェア面では画面操作なしに電話をかけられる「スグ電」や、しゃべってコンシェルの音声操作に対応。大きさは約156×75×7.7mm、重さは170g台になる見込み。ボディカラーはCopper、White、Blackの3色。Android 7.0へのアップデートは今後検討するとのこと。
なお、発売日から2017年2月12日までの期間に同端末を購入したユーザーの中から抽選で1000名に、オンキヨー製のヘッドフォンをプレゼントするキャンペーンを実施する。
【お詫びと訂正】
初出時、フルセグには非対応と記載しておりましたが、同端末はフルセグにも対応しております。お詫びして訂正いたします。
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