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パナソニックのAndroidフィーチャーフォン「P-smartケータイ P-01J」

 NTTドコモは、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製で折りたたみ型のAndroidフィーチャーフォン「P-smartケータイ P-01J」を11月上旬に発売する。

「P-smartケータイ P-01J」

 ドコモオンラインショップでの販売価格は3万3696円(税込、以下同)。月々サポートによる割引後の実質負担額は、新規契約とMNP転入では0円で、契約変更と機種変更では1万9440円となる。

 「P-smartケータイ P-01J」は、Androidベースで開発され、LTEやVoLTEもサポートするパナソニック製の端末。パナソニックがAndroidフィーチャーフォンを開発するのはこれが初めて。iモードケータイ「P-01H」同様に、ワンプッシュオープンボタンをヒンジ部分に装備する折りたたみ型の形状で、基本的な外観デザインも従来モデルを踏襲している。

 VoLTEをサポートしLTE網で高音質な通話が可能。加えて通話時の相手の声を「P-01H」の2.5倍程度、大きく自然な音にする「プレミアムトーク」を搭載。相手の声を聞き取りやすくなっている。

 テンキーのボタンに印字される文字は大きく見やすくなり、画面表示の文字も大型化。キーはかまぼこ型で押しやすさがアップしている。テンキーの下には任意の操作を設定できるショートカットキーを3つ搭載する。

 Androidベースながら、操作感も「P-01H」を踏襲。メニュー配列のデザインも引き継いでいる。LINEやドコモ地図ナビといったアプリが利用できるようになった。Google Playからのアプリのインストールには対応しない。

 迷惑電話を抑制する機能として「あんしん応答機能」を搭載する。知らない相手や非通知の相手から着信があると、相手には名前を名乗るよう自動ガイダンスが流れ、ユーザーは相手が名乗る様子を先に聞いてから、着信に応答するかどうかを決められるようになっている。

 「P-01H」から継承する機能として「みまもりメール」に対応し、登録した家族は歩数計データや端末開閉回数などのデータをメールで受け取れる。

主な仕様

 ディスプレイは約3.4インチ、854×480ドット(FWVGA)。メインカメラは約500万画素。

 対応周波数帯はLTEが2GHz、800MHz、W-CDMAが2GHz、850MHz、800MHz。海外ローミングは3Gのみ対応する。LTEの最大通信速度は下り112.5Mbps、上り37.5Mbps(理論値)。SIMサイズはnanoSIM。

  Wi-Fiは2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nをサポートする。テザリングは非対応。

 IPX57の防水、IP5Xの防塵仕様を備える。VoLTE、おサイフケータイ、GPS、Bluetooth、ワンセグ、赤外線通信をサポートする。最大32GBのmicroSDHCに対応する。

 バッテリー容量は1800mAh。LTEでの連続通話時間は約460分で、連続待受時間は約610時間。外部端子はmicroUSB。大きさは約113×51×16.9mmで、重さは約132g。ボディカラーはホワイト、ブラック、ゴールドの3色。