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シニアの38.5%がスマホ所有、7%が格安SIMを利用~MMD研究所のネット調査

 MMDLaboは、MMD研究所の調査として「シニアのスマートフォン、タブレットの所有に関する調査」を実施し、結果を明らかにした。調査はインターネット上で行われ、60~79歳の男女4398人が回答した。

 普段利用している携帯電話は、スマートフォンが35.9%、シニア向けスマートフォンが2.6%で、合計で38.5%がスマートフォンを利用している結果になった。フィーチャーフォンは50.7%、シニア向けフィーチャーフォンが4.7%で、フィーチャーフォンの合計は55.4%だった。1年前の調査と比較して、スマートフォンが10.7ポイント増加し、フィーチャーフォンは減少している。

シニアの携帯電話所有状況

 買い替えについて聞くと、スマートフォンユーザーは87.6%が次もスマートフォンと回答。フィーチャーフォンユーザーも20.5%がスマートフォンへの買い替え意向を示した。

 タブレットの所有については、全体で29.6%のユーザーがタブレットを所有している結果となった。スマートフォンユーザーに限ると、タブレットの所有率は42.8%になり、フィーチャーフォンユーザーに限ると22.5%だった。また、携帯電話を持っていない人も11.9%がタブレットを所有していた。

 「格安SIM」について聞くと、「現在利用している」と回答したのは7.2%。「全く知らない」という回答も17%に上った。最も多かった回答は「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容は知らない」で、37.7%だった。