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KDDIの健康チェックサービス「スマホdeドック」、27市町村などから提供開始

 KDDIは、自宅にいながら健康チェックできる「スマホdeドック」を31団体を通して提供を開始した。

 「スマホdeドック」は在宅検査キットとWebサービスを組み合わせた健康チェックサービス。健康診断を受診する時間が取れない人でも手軽に利用できるとしている。

 自治体などを通さず、ユーザー個人で申し込みも可能で、価格は4980円(税抜)。導入した自治体の住民や健康保険組合の加入者は、割引された価格で利用できる。

 第1弾として、血液検査サービスが提供されている。専用の検査キットを使って、受診者が自身の血液を採取し、検査センターに郵送する。診断結果は約1~2週間後にスマートフォンやパソコンで専用Webサイトから確認できる。結果は糖尿病リスクなどの指標で表示されるほか、医学的見地からのコメントや改善アドバイスなども得られる。

 2015年度には実証実験として、自治体や健康保険組合に無償で提供されていた。2016年度は有償事業として、27自治体、2協会けんぽ、2健康保険組合に提供される。

 また、「スマホdeドック」のサイト上に自治体向けの特設ページ「あなたの街の健康ニュース」を設置。自治体の担当者が「スマホdeドック」を利用している市民に対して、健康に関する情報を発信できる。