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KDDIの「スマホdeドック」、ネットで健康相談できるように

 KDDIは、自宅向けの検査キットを使って、手軽に健康かどうかチェックできるサービス「スマホdeドック」で、新たにネットを通じて専門家に相談できる新サービスを今夏より提供する。

 「スマホdeドック」は、スマートフォンや専用の検査キットを使って、自宅で健康状態をチェックできるサービス。血液を0.065ml、採取して検査機関に送り、健康状態を確認できる。検査結果に不安があるユーザーに向けて、地域医療機関の検索機能や病名検索に加えて、新たに提供されることになった。「スマホdeドック」の血液検査の結果から30日以内であれば無料で、医師や看護師、管理栄養士、薬剤師に何度でも相談できる。専門家には、エス・エム・エス社のQ&Aサービス「なるカラ」を利用して質問し、回答をもらう。

2017年度は42市区町村/45団体で

 「スマホdeドック」は、自治体などを通じて提供する形態となっており、2017年度は、45団体(42市区町村)で利用される。

 前年度には、全国30の自治体、2つの健保組合、3つの協会けんぽで利用され、利用者のうち39歳以下の若年層の約8割、40歳状の特定健診対象者の9割以上で何らかの異常があると判定された。利用後の意向調査をしたところ、「スマホdeドック」で重い判定が出た火とほど、医療機関での受診をしたいと考えるようになっており、ユーザーの意識を変えるきっかけになったことが明らかにされている。