【2013 INTERNATIONAL CES】
ファーウェイはAscend D2、Ascend Mateを展示、Windows Phone 8も
(2013/1/11 16:39)
ファーウェイのブースには、7日(現地時間)に発表されたフルHDディスプレイ搭載の「Ascend D2」と、6.1インチの大画面モデル「Ascend Mate」が展示されていた。
また、8日(現地時間)には、同社初のWindows Phoneとなる「Ascend W1」が発表されている。ファーウェイのブースにはこの端末も展示され、実機に触れることができた。
Ascend D2は、5インチ、1080pのフルHDディスプレイを搭載したスマートフォン。13メガピクセルのカメラは、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサーを使用しており、HDRビデオ撮影にも対応する。防水、防塵仕様で、手にフィットする曲線的なデザインもこの端末の特徴だ。Ascend D2は、中国に加え、日本での発売も予定されている。
6.1インチの大画面を備えているのが、同時に発表されたAscend Mateだ。ディスプレイはサムスン電子のGALAXY Noteシリーズより大きく、どちらかというとタブレットに近いサイズだが、ファーウェイはこの機種をスマートフォンと定義している。
Ascend D2とAscend Mateの2機種は、ユーザーインターフェイスを共通としており、iPhoneのような横スクロールのみのホーム画面を採用している。ただし、Ascend Mateはサイズ上、片手で持ちづらいことから、キーを左右のどちらかに寄せる機能が搭載された。
Windows Phone 8搭載「Ascend W1」
ファーウェイはWindows Phone 8も、Ascendブランドで展開する。「Ascend W1」は、1.2GHzのデュアルコアチップ(MSM8230)を搭載し、4インチのディスプレイを採用。Androidの新端末に比べるとやや小ぶりで、片手でも簡単に操作できる。ポップなカラーバリエーションも、この端末の特徴と言えるだろう。ストレージは4GBで、バッテリーは1950mAh。サイズは124.5×63.7×10.15mmで、重さは120g。NFCもサポートしている。
CESで発表された新端末のほかにも、ミドルレンジの「Ascend G/Y」シリーズや、NTTドコモ向けの「Ascend」(展示名は「Ascend D LTE」)、米国に投入しているローエンドからミドルレンジの端末などが一堂に会するブースとなっている。