本日の一品

残量表示機能が使いやすい、ニッケル水素電池用の充電器
(2015/9/8 06:00)
「eneloop」などのニッケル水素電池を充電するにあたって困るのが、電池の残量が分かりづらいことだ。充電器にセットして充電を始めたのはいいが、残量がほとんどない状態から充電が始まったのか、それともほぼ満充電の状態から継ぎ足しで充電を始めたのか、少なくとも外見からはまったく判断がつかない。
違う用途で使っていた電池を複数本まとめて充電する場合は、電池ごとの残量の差も気になるところ。充電完了のLEDが点灯しても、実は全部充電できておらず、1本だけ未完了だったりするのでは? と、充電器を疑い始めるとキリがない。購入時期が異なる電池が混在している場合も、この種の問題がつきまとう。
こうした場合に便利なのが、残量表示機能がついた充電器だ。本体の液晶ウィンドウに、電池の残量が3段階で表示されるので、充電中も進行が把握しやすく、充電完了も一目で分かるという製品だ。
使い方は一般的な充電器と変わらず、「eneloop」などのニッケル水素電池をセットするだけ。充電中は、アイコンが点滅しながらアニメーション表示され、充電が完了すると満充電のアイコンが表示された状態で停止する。単3電池もしくは単4電池、最大4本までの同時充電に対応し、単3と単4が混在した状態でも充電できる。
本体に電源スイッチがないため、充電完了後にUSBケーブルを抜かないと、夜中も液晶が光りっぱなしなのがネックだが、充電そのものは満充電になった時点できちんとストップする。また、充電開始から12時間を経過した時点で自動的に停止する安全機構も備えている。シガーソケットからの充電にも対応するので、車載での利用も可能だ。
今回紹介した製品は、すでに国内代理店経由での販売は終息しているようだ。ほぼ同じコンセプトで、かつリフレッシュ機能が付いていて放電も可能な製品がAmazonなどで人気を集めているので、興味をもった人は検索して探していただきたい。まとめて8本もしくは12本を充電できるなど、純正品にないボリュームのモデルも用意されているようなので、多数の「eneloop」を所有するユーザーの強い味方になってくれるはずだ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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LCD Super Quick Battery Charger | Soshine | 3150円 |