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Google マップ、オンタリオ湖の表示を「アメリカ湖」に変更 米国で
2026年8月31日 17:11
米グーグルは現地時間29日、Google マップにおいて、米国とカナダの国境にあるオンタリオ湖(Lake Ontario)の名称表示を、米国ユーザー向けに「Lake America」(アメリカ湖)へ変更すると発表した。アップデートは順次展開されている。
利用地域に応じた表示
Google マップは、公式な政府機関のデータに基づいて地図上の名称を更新する仕組みを採用している。米国の地名情報システム(GNIS)上でオンタリオ湖の名称が正式に変更されたことを受け、今回の対応が実施されることになった。
マップ上で表示される名称は、ユーザーがアクセスする国や地域に応じて変化する。米国から利用する場合は「Lake America」となる一方で、カナダから利用する場合は従来どおり「Lake Ontario」と表示される。
米国とカナダ以外の地域から利用するユーザーに対しては、両方の名称が併記される。国境をまたぐ水域で国ごとに呼称が異なる場合、それぞれの公式名称を表示するという同社のポリシーに沿った措置となる。
米国向けとされているとおり、編集部内で確認したところ、国内からは「オンタリオ湖」の表記に変更はない。
米国の大統領令
表示変更の背景には、ドナルド・トランプ大統領が8月27日(現地時間)に発令した大統領令がある。大統領令により、米国内務省および地名委員会に対して、30日以内にGNIS上の名称を「Lake America」へ変更し、従来の名称を削除するよう指示されている。
同大統領令では、米国が五大湖の環境保護に過去10年間で約40億ドルを投資してきた実績や、沿岸警備隊による砕氷船の提供などを挙げ、米国の歴史と経済における同湖の重要性を強調している。
